空き家の自己賃貸経営とサブリースで迷ったら

ご両親から不動産を相続したものの、空き家のままにしている方も多いのではないでしょうか。空き家対策として空き家の賃貸活用を検討しているが、仕事も忙しいし、どんな方法があるかわからない、そういったお悩みをお持ちの方へ。まずは空き家賃貸による、空き家対策および空き家の活用方法に何があるか、情報収集してみてはいかがですか?
今回は、空き家を自分で賃貸経営する場合とサブリースする場合の2通りをご紹介します。

空き家を自己賃貸経営する

空き家を自分で賃貸経営する場合、住宅やマンションの所有者であるあなた=大家が入居者を探し、賃貸借契約を結びます。自宅を貸す代わりに家賃として収入を得る形です。自らが空き家の経営者となるので、家賃収入はそのまま懐に入ります。
空き家を賃貸した時に、すぐに居住希望者が現れれば良いのですが、地方など過疎化が進む地域ではそう簡単にはいかないようです。その反面、東京都内や大阪、名古屋などの大都市圏では空き家のニーズも多く、居住者を見つけるための時間やコストをあまりかけることなく、賃貸物件として活用できる傾向にあります。
しかしながら、アパートやマンションの場合は、都心でも賃貸物件としての活用が難しいとの声が一般的です。総務省の「住宅・土地統計調査」によると、賃貸用住宅の空室率は、2013年(平成25年)時点で18.8%近くと、持家系空き家率の10.8%と比較しても高い傾向にあります。 この理由として、人口減少傾向にも関わらず、新しい物件が次々建ち、借り手を奪い合っていることが挙げられます。空き家の自己賃貸経営は、物件が空室の場合は一切家賃収入が得られないため、場所や建物によっては厳しい状況にあると言わざるを得ません。

空き家をサブリースする

サブリースは、空き家の所有者とサブリース会社が契約を結び、空き家を借り上げてもらう(あなたの代わりに大家になってもらう)代わりに、サブリース会社から賃料支払いを得るというものです。賃料は周辺物件の相場をベースに一定の割合で決定されます。その割合に応じて賃料が支払われますが、仮に空室のままであっても賃料は支払われるので、サブリースしている間は一定の収入が約束されています。
加えて、自らオーナーになった場合は、入居者とのやり取りを自分で行う必要がありますが、その必要もありません。苦情対応や家賃の催促をすることもなく、サブリース会社にすべて任せることができるため、管理の手間や自分の時間を使わずに済む点で気楽な立場になると言えます。
一方で、サブリースの場合、サブリース会社への保証金等が発生するため、家賃収入は自分で賃貸経営するより減収となります。

自己賃貸経営とサブリースで迷ったら

自分で賃貸経営をするか、サブリースに出すかで迷ったら、以下の方法で判断されるとよいでしょう。

● 自分での賃貸経営が好ましいケース
・駅が近い、大学の近くなど場所的なメリットがある
⇒部屋を借りたい人が途切れず、また広告費など費用をかけずに居住者を呼び込むことができるため、サブリースに出す必要はないと思われます。
・日頃からメンテナンスを怠ることなく、また自宅から近いためトラブルにすぐ対応できる
・賃貸物件にするためにリフォームやリノベーションを行っている

● サブリースが好ましいケース
・空き家のまま手つかずで、改修や改築する時間がない
・立地が悪く、居住希望者が集まるかどうかわからない
・空き家から遠い場所に住んでいてメンテナンスをすることすらできない
・賃貸した場合に大家としての役割を果たすことができない
・手持ち資金がない
・一定期間の収入が約束される家賃保証にメリットを感じている

空き家を自分で賃貸経営する場合とサブリースに出す場合の違いについてみてきました。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分の所有している物件の状態や好ましいケースをもとに、よく検討してみるとよいでしょう。

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